人狼知能プロジェクト


現地発表 (JSAI2025) ブラウザベースのビューア

研究室内のプロジェクト
ChatGPT などの生成 AI を搭載したプログラム同士で人狼ゲームを対戦させ、AI の能力とその限界を明らかにする研究プロジェクトにおいて、参加者に配布する雛形エージェントや運営が使用するゲームサーバ、学会発表のためのビューアなどを開発しました。

利用技術

Golang, Python, Svelte
WebSocket, HLS, VOICEVOX

担当領域

プログラミング領域すべて

工夫した点

従来のゲームサーバでは接続方式が複雑で、大会への参加ハードルが高い状況であったため、WebSocket に置き換え、直接接続する方式に変更することで、参加者の利便性向上と運営の効率化を図りました。また、プログラムのドキュメントが存在しない状況であったため、ドキュメントの整備を行い、参加者からの質問対応のコストを低減を目指しました。
以前までは学会での発表ではテキスト形式のログが流れるだけでありましたが、新たにブラウザベースのビューアを開発しました。それにより、アバタや矢印などで視覚的に戦況を理解することができるようになりました。実際に参加者への事後アンケートでは好意的な意見をいただきました。JSAI2025 では、ゲームサーバによるリアルタイム音声読み上げ・配信機能を追加し、更にわかりやすい発表を実現しました。
INLG2024、NLP2025、JSAI2025 の企画セッション内で使用、発表しました。INLG2025 での使用、発表を予定しています。

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